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はくぎょくろうの方はいったんお休み。
友人の希望により序盤のみ天界ルートを進めますぉー。

ちょっと無理やり感が大きいかも ↓


Chain 1 天界

空。
この幻想郷には、雲よりも上に、浮かぶ大地がある。
そこは、天界と呼ばれ、天の羽衣がなければ行くことのできないといわれている。
だが、そこには、羽衣を使わずして天に辿り着いた人間が居た。

彼女はアナイス。地上の大妖怪、八雲紫によって無理やり天へ飛ばされたのである。
天は、まさに未知の世界。
何が起きるかもわからぬこの世界で、1人の少女は何をするか。
そんな、異郷から来た少女のおはなし。

天界パート


「きゃっ!」
ドスッ
空中から放り出されて、尻を打ち付ける。
だが、あらかじめ予想していた・・というか経験上、尻を手でおさえていた為痛みを最小限に抑えることができた。
アナイスは未来の紫とは渉や圭よりも関わることが多かった故、このように飛ばされることが何度もあるのだ。

(さて・・と。強がって天なんて言っちゃったけど、正直怖いわね・・・。)
だが、飛ばされてすぐに殺されると思っていたアナイスにとって、これほどうれしいことはない。
アナイスは、地を選んだら生き埋め、天を選んだらスカイダイビングだと予想していたからだ。

生きていたという事実が、これほどまでに喜びとして実感する。
(やっぱり、死ぬって怖いことなのね・・・。)
死ということを、改めて思い知らされたアナイスであった。


気分も落ち着いたので、辺りを見回す。
今自分がいるところは、まさに天とでも言うかのように、さわやかな日差しに、心地よい風、
草木は生い茂り、花が咲き乱れ、虫たちが歌を歌っている。
これが、天界・・・。あまりにも綺麗なその世界を見て非常に驚く。

(・・だけど、あの紫が送り出したということは、見た目よりもはるかに危険な場所だということ。
 となると、この天に住む者がかなり危険である可能性が高いかも・・。)

とにかく、その天に住む者に会わなければ事態は全く変わらない。
人を探して、アナイスは歩みを進めた。


(・・・すごい。桃畑だ・・・!)
アナイスは、ずらーっと列をなして並んでいる桃の木を見て驚く。
その桃は、アニメなどにも良く出てくるような、変わった形をした桃が生っていた。

その桃を見ているうちに、きゅーっと自分の腹から音が出てしまった。
それも無理はない。紫に捕まっていたころは、ろくな食事がなかったものだから。
そして、自然と桃に手が伸びる。

いざそれをとり、口に含もうと考えた。だが、
「・・天人でもないあなたが、それを食べると危険よ?」
「・・!!あっ・・す、すみません・・・!」
いきなり声を掛けられてとびあがるほど驚いた。

それもそうだろう。いまアナイスがやっていることは、食べ物を盗んだのと同じことなのだから。
「本当にごめんなさい・・!盗んでしまって・・!」
「え?・・・ああ、別に構わないわ。でも、それを食べると人として一生を終える事になるわ。」

「人としての?・・・死ぬ・・ってことではないですよね。」
「そうよ。逆よ逆。この桃は食べると不老長寿としての効果があるわ。
 ・・・つまり、これを食べれば人間ではありえない年齢まで生きることができる。
 そうなれば、もはやそれは人間ではないでしょう?」

「確かに、そうですね・・・。 ・・・あ、すみません。あなたは・・?」
気が動転していてあまり相手を見ることすらなかった。
話しかけてきた相手は、私と同じ女性。

青い髪に赤い瞳。白と青をメインとした服装に、七色の布?が貼り付けてある。・・よくわからないけど。
そして、とくに目立つのは帽子。
黒い帽子なのだが、桃がふたつ横に乗っかっていてかわいらしい帽子だ。
すくなくとも服装からでは威厳はまったく感じられない。

「比那名居天子。・・・天人よ。あなたは?」
「アナイスです。」
手を差し出されたので握手をする。天でも握手は礼儀らしい。

「それで・・・。あなたはどうやってここに来たのかしら?羽衣を使ってはなさそうだし。」
「それが・・・。」



「へぇ、変わった妖怪もいるのね。まさか天に人間を送りつけてくるなんて。
 それをすぐに見つけて始末するって思われてるのかしら。・・・実際そうかもしれないけど。」
「え・・・。やっぱり、そうなんですか・・?」

すこし友好的に接してくれていたのであまりそういうことは考えなかったのだが、
改めて思うとこの天人はまったく得体の知れない。ただの好奇心で話しかけて、
飽きればすぐにでも殺しにくるのではないかと思ってしまう。

「ああ、別に私はそんなことしようとは思わないわよ。それに、珍しいじゃない!人間が、しかも外の世界からやってくるなんて!
 よかったらしばらくかくまってあげてもいいわよ。なんとか羽衣借りてくるから。」
「え、いいんですか・・・?」
早くもここから出られると思うと、嬉しさがこみ上げてくる。

「別にかまわないわ。ちょっと話し相手が欲しかったところよ。じゃあ、こっちに来なさい!」
アナイスは、非常に運よく良い?天人に出会うことができて、さらにかくまってくれることとなったのだった・・。
だが、事はそう簡単にはいかない。思っていながらも、あまり自覚しないアナイスだったのだった・・・。


つづけーーーーーーー
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