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圭くん。↓


Escape5 Welome

「・・ふむ。捕るなら今、ということですか。
 確かにあの鬼は仲間と飲みに行くようで、フリーですね。
 それに、外出しない・・・。これほど好都合はありませんね。ちゃっちゃと回収しましょう・・・・・・って、
 もう、あの子ったら・・・。もう捕りに行ったのね・・・。」

クスリと笑みをこぼして部屋から去る人物。
そう、ここはまさしく地霊殿。
これから、圭が住まわされる場所のことでもある。


「・・・・・・ん、」
目が覚めた。非常に気持ちのいい朝である。
圭が勇儀の家に居候させてもらってから数日たち、大分旧都にも慣れてきた頃。
今日はなにもせず家にいるのも悪いと思い、せめて家の掃除をしようとも考えていたため、
勇儀の飲み会の誘いを断り、今日は出かけずに家にいるつもりである。

まず初めに雨戸を開けるために起き上がってみたのだが・・・。
「・・・・・・!?」

部屋が変わっていた。
きれいに磨き上げられたタイルの床。
木ではない素材でつくられた壁。
そして全てが洋物で彩られた家具。
いま自分が寝ていたものも布団ではなくベッドだった。

「なんだ・・・こりゃ。」
つい思ったことが口に出てしまった。
それほどまでに理解ができなかった。起きたばかりだからでもあるのだが。

「あら、お目覚めですか。」
「!!」
「ああ、そう警戒しなくても大丈夫ですよ。」
とっさに振り返り身構える。
見知らぬ場所に連れ込まれ、犯人らしき人物に声をかけられては警戒せざるを得ない。

「・・・誰だあんたは。・・地霊殿に住む妖怪だとか抜かすんじゃないよな。」
「ええ。ここが地霊殿ですよ?」
「・・・・・・。」
となると、こいつが・・・。

「ええ、この地霊殿の主をしています、古明地さとりです。
 ・・・あなたを連れ込んだ目的が知りたいようですね。
 簡単なことです。珍しいから、ですよ?」

「・・・。聞いた通り心を読むことができるんだな。」
「ええ、おかげで私は嫌われ者ですがね。
 ・・・話を戻しましょう。今日から貴方は私のペットとなっていただきます。」

「ペットだぁ?そんなプレイは趣味じゃねぇんだが。」
「ふふ・・・ご安心を。私も趣味じゃありませんので。・・自由に動き回ってもかまいませんので、
 夜までにはここに戻ってきてください。では、また後ほど」
また大変なことになった。

本当に妖怪に好かれるな・・・。幸運で涙が出てきたぜ・・・。

つづけ
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