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ワンダーランドです。しょーせつです。咲夜さんです。↓


Phantom3 運がない

「くっ・・わらわらと・・。」
あれからけっこうな時間が経った。
彼女・・十六夜 咲夜は、突如現れた敵をすぐに倒したが、騒ぎを聞きつけたのか、わらわらと群がってきた。
一体一体は雑魚に等しくとも、全方位囲まれ、大量の敵が襲い掛かってくるのはさすがに堪える。

あたりは円状に死体が転がっている。
・・・いや、たしかに転がっているのだが、死体ではなかった。
それは、外套を纏ってはいるが、外套の内側・・・つまり肉体がなかった。
故に死体が転がっている。という表現よりも、布が散乱している、というのが正しかった。

だが、外套のみとはいえ、皆妖刀を持って襲い掛かってくる。
しばらく戦っているうちに、敵があまり出なくなったのを確認して、周囲を見渡す。
・・・そして、深いため息をついたのだった。

「・・・不運ですね。まさか、宮殿だとは。」
そう、いま咲夜がいる場所は、宮殿。お城である。
敵兵がわらわらと出てくるのはあたりまえであった。

「さて・・・そろそろ中に忍び込んでみますかね。」
といって、新たに出てきた敵を一蹴すると、まるで瞬間移動するかのように咲夜が消え去ったのだった。


その宮殿は、まさに魔城と呼ぶのにふさわしかった。
時を止めて移動をしているのだが、辺りは西洋でいう悪魔がたくさんいたのだ。
(なるほど、この城の不快な配色も頷けますね。)
暗くてよくわからなかったが、とにかく不快だった。


特に異変の原因となるものも見つからなく、無駄な戦闘をしたと悲しい気持ちになっていたが、
すぐに切り替え、別の場所へと移ることにした。
正面玄関を堂々を出ようとしたが・・・。

「・・・?」
開かないのだ。鍵がかかっていて開かないのではなく、まるで扉が壁のようにかたく、ビクともしない。
(結界の類ですかね?・・・・面倒ですね。)

残念ながら咲夜には結界を破壊する術は持っていない。
なんの危機感もなく城に侵入したのは間違いだったかと後悔するが、もう遅かった。
(・・仕方ないですね。さっさと城主を叩きますか・・・。)
非常に面倒だった。


そして、城主がいるであろう場所に着いたのだが・・・。
玉座は空っぽであった。
(留守?・・・城を厳重に鍵をかけて外出中かしら?)
そんなことを考えはどうやって脱出するか考えていたのだが・・・

「こんばんは。」
「!?」
聞こえるはずのない自分以外から発せられる音。

そう、今も咲夜は時を止めているのだ。
「・・浅はかでした。やはりここはおかしな世界ですね。
 同じ時を止めることのできる相手が現れるとは。」

「・・・この世界ではたいして珍しい力でもない。
 とくに、我々悪魔はな!」

「ッ!」
いきなり攻撃を仕掛けられる。
すぐさま反応してバックステップをするも、頬に傷がつく。

悪魔は、長い棒状の武器を持っている。
槍と斧を混ぜたような武器。ハルバート。
「・・・そのような武器では、私の攻撃を防ぎきることは不可能ですよ?」

「フン。やってみろ・・。」
そして、時の止まった世界での、静かな戦いは始まった。
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