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きまぐれ その1

女「ようやく出会えたわね、『サラマンダー』。」

サラマンダー?「・・・・は?」

女「諦めずに探してよかったわ。まさか日本にいるなんて・・・。
 はやく準備をするわよ。『神の側近達』が行動を開始しているの。」

サラマンダー?「・・・・あのー。」

女「・・?何よ。」

サラマンダー?「中二病・・・ですよね。」

女「・・・・・・。」




女「・・ふふ、まんまと引っかかったわね。」

サラマンダー?「いや、引っかかったって・・・、何が?」

女「そう、本物の能力者の情報が世に漏れ出したとしても、痛い子としかみられない。
 そうやって「一つの答え」に固着しすぎて他の答えが導き出せない。
 私達『世界の創造主』達はそうやって「中二病」と呼ばれるものを利用してこれまで身を隠してきたの。」

サラマンダー?(聞いてるこっちがものすごく恥ずかしい・・・。)

女「・・・もういいでしょ?はやく準備をするわよ。」

サラマンダー?「・・・ま、まあ、とりあえず上がってください。」



女「・・・というわけなのよ。」

俺(サラマンダーと呼ばれた)は、いきなり現れた全くの初対面である中二病な女性に中二展開な話を聞かされた。
俺を含め、女とその仲間達は『世界の創造主』とかいう恥ずかしい名前の組織に所属しているらしく、
敵対組織の『神の側近達』という恥ずかしい名前の奴らを撃退しているような・・話を。
この中二病の女性の名前は、いや、本名はわからない。だが、自分では『ウンディーネ』と名乗っていた。
おそらく、『シルフ』とか『ノーム』とかいうやつらもいるんだろうな~と思う。いや、絶対いる。

サラマンダー?(以下 主)「・・・ということは、俺もそいつらと戦えって言ってんの?」

ウンディーネ?(以下 水) 「そう。残念ながら私達はあなたをいれても4人しかいないの。
              それに、『神の側近達』の勢力は不明。厄介極まりないのよ。
              だから、一番の戦力となる「火」を司る貴方を探していたわけよ。」

主(やっぱり恥ずかしい・・・。俺、これからこんな奴らとつるんでいかないといけないの?
  これは警察とかに通報すべき?ねえ!誰か答えて!こんなときに一人暮らしは不便!!)

水「じゃあ、はやく行くわよ。」

主「ああ、あのさ、具体的にどこいくんだい・・・?」

水「ヨーロッパ。」

主「遠すぎ!無理!!」

水「そう。なら近くに支部があるわ。まずはそこに行きましょう。」

主「ヨーロッパいかなくても大丈夫なんかい・・・。」



主「ってここ近くの喫茶店ですよね?」

水「表では、ね。そんな簡単に私達のアジトをバラすわけがないでしょう。」

主(いや、どうみても普通の喫茶店だし俺も言ったことあるよ。友人もバイトしてたし!)

主「はあ、そうなんですか。じゃあ、ここで何をするんですか?」

水「まずは自己紹介をしようと思っただけよ。」

主(自己紹介でヨーロッパに行こうとしたんだろうか・・・。いや、飛行機内とかでするよな、うん。
  それにしても、なんでヨーロッパ・・・・)

水「既にほかのメンバーも呼んできているわ。来なさい!」

わらわら

主(・・・といっても、二人だけだしな、来たの)

メンバーの人A「あら、あなたが『サラマンダー』・・・。」

メンバーの人B「・・・ほう、男がいなくて少々居づらかった所だ。助かるぞ、『サラマンダー』。」

主(まあ見事に全員性格がバラバラそうで・・・)

水「私から紹介するわ。私は『ウンディーネ』。皆知ってると思うけど、水を司る大精霊の名前よ。
  だから水を操るのが得意よ。」

メンバーA(以下風「では私からですね。私は『シルフ』。風を司る大精霊ね。よろしくね?」

メンバーB(以下地「ふむ、次は私だな。『ノーム』だ。地を司る大精霊だ。よろしく頼む。」

主「はあ・・・。『サラマンダー』?っす。たぶん火の精霊だと思いますけど・・。みなさんはそれぞれの属性を操れるんですか?」

水「・・・あたりまえでしょう。いまさら私達のことを隠そうとしなくても結構よ。いまこの店にいる客は全員
  わたしたちの協力者だから。」

主「・・・・・・まあ、百聞は一見にしかずっていうし・・・、ちょっと見せてもらえませんか?」

水「まあ、お互いの力量を知るのはいいことね。じゃあ私からいくわよ。そーれっ!!」

水が掛け声を上げると、テーブルに載っていたカップの中のコーヒーが空中に!!

主「・・・!?!?うぉお!」

水「まあ、挨拶ぐらいならこの程度でいいでしょうかね。じゃあ、次。」

主(ちょ、ちょっとまて、マジでやりやがったぞ。あいつ中二じゃなかったの!?モノホン!?
  というか、次ってことはいずれ・・・・)

風「はい。私ですね。・・はっ!」

喫茶店は窓もドアもしめきっていて、クーラーなども起動していない。
だが、まるで外にでもいるかのように風を感じ、さらに、さきほどのコーヒーも渦を巻いていた。

主(まじかよ・・・!これヤバいんじゃねーの?おれそんな能力使えないただの一般人ですよ?)
 
地「ふむ・・・。ではわたしだな。」

突然、揺れた。

主「はっ!地震!?」

地「そうだ。これぐらいは・・・震度3ってところか。
  まあ、やろうとすれば測定不能な所まで出来るがな。」

水「じゃあ、3人も紹介し終えたところで・・・。」

3人が一斉に俺を見る。

主「え、いや・・・あのー。」

水「?なによ、もったいぶってないで・・・

主「できないんです。」

風「え?」

地「そうか・・・どうりでいままで我々が気づかなかったわけだ。」

主「え?」

水「そういうことね。・・・まだ能力が完全に目覚めていないのね・・・。」

主「え・・・あ、そう、そうなんですよ。いやぁ、本当に困ったものだなぁ。はっはっは・・・。」

水「まあしょうがないわ。目覚めていないなら、目覚めさせるわよ。」

主(サラマンダーって呼ばれたことから考えるに、俺は火を使えるんだよな。
  これは、夢にまで見た魔法使いみたいなことが・・・!!)

水「じゃあ、ここじゃなんだから、人目のつかないところへ行くわよ。」

地「うむ。そうだな。」

水「へい、タクシー!」

主(4人も1台でいけるのか・・・?)


タクシードライバー「Hey! 今日初めての客だNE! どこまでだぁい?」

主(なにこれ、リムジンみたい・・・。)

水「広くて人目のつかない所ならなんでもいいわ。できるだけ急いで。

タクシードライバー「ほぅ・・・?俺のタクシー業者がクレイジータクシーと知って言っているのかね?」

水「もちろんよ。で、前払いでいいからいくらよ。」

タクシードライバー「距離に関係なく一人200万だ。」

水「もうちょっと安くならないの?2000円ぐらいとか。」

タクシードライバー「無理だな。こっちも商売やってんだ。」

地「仕方ない。これでピッタリだ。では、連れて行ってくれ。」

タクシードライバー「ふぅーん・・・800万ピッタリだ。よし、行くぜ。シートベルトはしっかり締めな。」

バァアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!(車が走る音)

主「ぬ、ぬをををををををををををををををを!!!」(ちょ!これかるくジェットコース・・・

水「ちょっ、と、いく、ら、急いで、って、いっ、たから、って、うっ・・・」

地「・・・・・・。」(気絶

風「ちょっと速すぎますね~これ・・・。メーターは普通の車のままなのか、ずっとMAXですね・・。」

主「これ、捕まる!どう考えても、スピード違反!」

ドライバー「ヒャッハー!初心者にはチィとキツかったか~??じゃ、もっとカッ飛ばしていくゼェ~!」

水「きゃあああああああああ!!」


出発から到着までの距離は数十キロあったはずだが、10分も経っていない様だった。
様だったとは、あまりのスピードに時間が永遠にも感じられたからだ。

ドライバー「Hey!着いたぜ!じゃあ、今後ともクレイジータクシーをヨロシクゥ!!!」

バァアアアアアアアアアアアン

水「お、おぇぇぇ~・・・。」

地「・・・・」(気絶

風「ちょっとフラっときますね・・・。」

主「日本にこんなタクシーが存在していたなんて・・・。それに警察もこなかったし・・・。」

水「ゲホッ、ゴホッ・・・。ま、ここなら、いいでしょうね・・・。でも、今日は、む、無理・・・。」

地「・・・はっ!」

風「そうですね。じゃあ、野宿にでもしましょう。」

主「の、野宿ですか?近くに宿とか・・・。」

地「・・・ここは俺達のいた東京から大きくはなれた山奥だな。宿なんてない。」

主「そ、そうですか・・・。って、そんなに離れたんですか!?」

風「・・・確かに、風の動きを見るとここは少し高所のようですし、『ノーム』さんの情報なら確実でしょう。」

主(地を司るだもんな。地理に関してはすごいんだろうな・・・。)

水「じゃ、じゃあ、準備に、お、おぇぇぇ~・・・。」

風「こんなところで吐かないでくださいよ!今更ですけど・・・。」

そんなこんなでよくわからない初日を過ごしたのだった・・・。









きまぐれものがたり。
東方の小説を書き進めるのが面倒であり、さらに書いている途中で別の話も書きたいという欲望からうまれたこのコーナー。
本当にきまぐれです。













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非公開コメント

うん
友達にこれと似たような話つくってるやついるけど
こっちのほうがおもろい
友達の話読んでないけど

No title

それはよかった・・・とでも言っておくか・・・。

ほんとにきまぐれなので続編はいつだろうね
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